贅沢なお産


贅沢なお産

「自宅で出産したい。」「会陰切開はイヤ!」など、ワガママというか美学を貫いた出産体験の本です。色んな意味で、桜沢さんの「贅沢」ぶりが垣間見れます。デカイ活字と漫画の混じった中途半端な単行本バージョンを読みましたが、漫画版の方が良いのかも知れません。
この本によると著者は、妊娠したかもと思いつつ、テキーラをあおってたらしいです。妊娠してないはずの自分が「妊娠するとカフェイン駄目らしいよなぁ。でも、コーヒーやめると頭痛がねぇ。」と、考えたりしてたのが何かバカらしくなりました。
そんな調子の本なので、出産の教科書にはなりませんね。副読本としても、キツイかも知れません。しかし、一妊婦の紆余曲折は、やはりそれなりに興味深いです。「いわゆるブランド病院に行けばベストな出産が出来るのか?」「時間をかけて出産すれば、会陰切開しなくて済むんでは?」と、考えては行動して行く桜沢さんの姿は参考になりました。
妊娠・出産を計画してる方は、パラッと目を通すと、気が楽になるかも。