九分茶房のテラスにて

やっと端芳駅に到着して、タクシーで九分の街の頂上へ。そこから、店が連なる細い路地を下って行くと、かなり色んなニオイが嗅げます。楽しみにしていた臭豆腐のニオイは、残念ながら私はちょっとダメでした。ケモノの糞みたいなニオイというか何と言うか・・。
下のビューティフルな景色は、九分茶房のテラス席からの眺め。

しかし、 お腹が全然空いてないので、茶菓子に注文したのは地味なピスタチオ。元気そうな店員の女の子が笑顔で、
「台湾では、お金のない人の茶菓子はピスタチオ!ふふ。」
と、ジェスチャーと日本語を交えて高いテンションで説明してくれました。
「私達、貧乏確定・・。」
と思いつつ、ピスタチオをカリッと頬張ったら、これが大当たりでヤケに美味しい。ジャスミンのような匂いがするピンクの花びらで香り付けされていて、実の味が濃厚というか、際立ってました。普通のピスタチオを想像してたら大間違い。貧乏な人のおやつを馬鹿にしちゃいけない!茶菓子にケーキや饅頭というチョイスも良いけど、ピスタチオもなかなかですよ。

九分にある建物は古い。前方にある建物もかなりなもので、テラスに座ってる人を眺めていると少し怖くなる。あちらから、私達がいるテラスを見てもそう感じるのか?地震がきたらどうしましょう。